帯状疱疹ワクチン(シングリックス)

令和5年1月より、帯状疱疹ワクチン(シングリックス)を始めます。

帯状疱疹は60歳代を中心に、50歳代から70〜80歳代に多く見られます。
通常、帯状疱疹は皮膚症状が軽快すると痛みも軽減しますが、その後も長期間にわたりピリピリとした痛みが持続することがあり、これを帯状疱疹後神経痛といい、大変厄介な病態です。痛みが1年以上にわたって続くことも稀ではありません。

  • 帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹不活化ワクチン (商品名「シングリックス」)
2ヶ月間隔で2回接種が必要ですが、予防効果が90%以上と高く、効果の持続も8〜10年程度見込まれます。
保険適応がないため自費になります。
接種費用は1回22,000円(税込)、2回接種で44,000円(税込)です。
対象年齢は満50歳以上となります。

  • 帯状疱疹ワクチンの予約は、以下に該当しない方のみ受け付けております。

①心臓血管系・腎臓・肝臓・血液などの基礎疾患がある
②他の予防接種の接種後2日以内に発熱があった、または全身性発疹などのアレルギーを疑う症状があった
③このワクチンの成分に対してアレルギーを起こすおそれがある
④過去にけいれんを起こしたことがある
⑤過去に免疫不全と診断された、近親者に先天性免疫不全症がいる
⑥血小板が少ない、または出血しやすい
⑦妊婦または妊娠している可能性がある、授乳中である
⑧過去2週間以内に予防接種を受けた
⑨過去1年以内に帯状疱疹を発症した


ご興味のある方はお気軽にご相談ください。