レーザー脱毛について

ダイオードレーザー脱毛の特徴

画像の説明
  1.  当院では、FDA (米国の厚生労働省)で認可され、米国、日本で最も実績のある医療用ダイオードレーザー、ルミナス社製ライト・シェアを使用しています。

  2.  ムダ毛の自己処理は肌を痛めるだけでなく、かえって毛が濃くなることもあります。そこで美容皮膚科の多くで利用されているのが、一度にたくさんのムダ毛が処理できるレーザー脱毛です。

  3.  レーザー光は黒い色素を分解する特徴があり、それを利用して毛根のメラニン色素を破壊するのがレーザー脱毛の原理です。

    画像の説明
  4.  レーザー脱毛は医療行為です。医師法第17条により、医師の管理下にある医療機関にのみ許可されている治療ですので、エステで行っている脱毛とは全く違います。

  5.  ライト・シェアは、冷却装置が存在する先端の照射口を皮膚に押し付けることで、皮膚の深部の毛根に接近し、効率的に毛根にエネルギーが届き、また圧迫することで皮膚が蒼白調になり、色に反応するレーザーは毛根のみに吸収されます。 そのため非接触型のアレキサンドライトレーザーに比べ、うぶ毛も脱毛しやすく、またやけどのリスクが低くなります。

エステサロンの脱毛との比較

 厚生労働省は「用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線またはその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為は“医師法第17条違反”である」との通達を出しました。

 脱毛は医療行為に含まれ、基本的にはエステサロンでの脱毛は違法行為として禁止されているのです。ただし現在、厳しい取締りがあまりないため、エステサロンでは脱毛がおこなわれております。しかし、エステサロンでの脱毛治療で一旦やけどなどのトラブルが起こり、訴訟問題となってしまった場合、医師法第17条違反とのことで罰せられてしまいます。

 そのため、エステサロンでの脱毛では、絶対にトラブルが起こらないような非常に弱い出力でしか照射しておらず、医療レーザー脱毛と同様の脱毛効果を得ることは難しいのです。

 脱毛によって肌トラブルが起こった場合でも、医療機関であれば適切かつ迅速なケアを受ける事ができ、大事に至らずにすみます。そのため、医療機関、特に皮膚科での脱毛が最も安全な脱毛といえます。

アレキサンドライトレーザー脱毛との比較

 ライト・シェアは、先端の照射口を皮膚に押しつけながら使用します。

 押しつけることで皮膚の深部にある毛根が照射口に接近、そのためにレーザーのエネルギーが毛根に届きやすくなります。また、圧迫することで皮膚は蒼白調(白みを帯びる)になり、色に反応するレーザー光は黒い毛根のみに吸収されることになります。この2点より、ライト・シェアは、押しつけることなしで使用する非接触型のアレキサンドライトレーザーよりも高い効果が期待できます。

 ライト・シェアは、アレキサンドライトレーザーを超えるエネルギーを効率よく毛根に及ぼすので、うぶ毛のような細い毛にも効果を発揮します。アレキサンドライトレーザーでは、太い毛にある程度効果を認めますが、うぶ毛のような細い毛には効果が乏しく、無理に強いエネルギーで照射すると皮膚にやけどを生じてしまいます。ライト・シェアでは、皮膚のやけどを起こさないための冷却装置もたいへん優れており、現時点では最も効果が高く、安全な機械といえます。

 レーザーを使った脱毛機は他にもありますが、その効果ではライト・シェアに勝るものはありません。